私は一貫して豊洲移転に反対してきました

都議会での発言Metropolitan Assembly

チャレンジスクール、エンカレッジスクール、夜間定時制における子どもたちへの教育について

関口発言

できる子は伸びていってもらう政策がある一方、そうでない子どもたちへのサポートも行政の役割であるのはいうまでもありません。東 京都は、小中学校時代に不登校などを経験したが、高校でやり直したいという思いを持った子どもたちのために、チャレンジスクール、 エンカレッジスクールを設置し、複数担任制や少人数教育など、手厚い高校教育を提供しています。多くの子どもたちに学び直しの環境 を提供することは、私立学校ではできない、まさに公立学校の役割であります。現在、これらの高校の入学試験において、倍率が二倍を 超える状態が続いております。これは、学び直しを望んでもかなわない子どもたちが多く存在していることを意味します。チャレンジ、 エンカレッジスクールに入れなかった子どもたちの多くは、現状、夜間定時制高校に行くこととなります。こういう子どもたちに対して も、チャレンジ、エンカレッジのような手厚い教育が必要であると考えますが、都の対応についてお尋ねします。また、チャレンジ、エ ンカレッジ高校に進む子どもたちは、普通科の高校生に比べても中途退学者が極めて多いのが現実です。都は、その現状をどうとらえ、 改善に向けてどのように対策をとるのか、お尋ねします。

教育長答弁

次に、夜間定時制高校における取り組みについてでございます。夜間定時制高校には、働きながら学ぶ生徒以外に、不登校や中途退学を 経験した生徒、学習上のつまずきで基礎学力に課題のある生徒など、さまざまな課題を抱えた生徒が在籍しております。このため、生徒 の多様な実態に即したきめ細かな指導に取り組むことが求められており、少人数による学習指導、規則正しい生活習慣を確立するための 指導、教育相談機能の充実、三年間でも卒業を可能とする取り組みなどを進めております。今後、エンカレッジスクールやチャレンジス クールにおける取り組みの成果も取り入れ、生徒の基礎学力の確実な定着を図るなど、力を発揮できずにいる生徒の学び直しを支援して まいります。次に、エンカレッジスクール等における中途退学者を減らす取り組みについてでございます。エンカレッジスクール及びチ ャレンジスクールでは生徒の学び直しの支援に取り組んでおりますが、中途退学者が少なからず存在しており、課題であると認識してお ります。その原因を分析しますと、学習に対し興味、関心を十分持てなかったこと、規則正しい生活習慣が身につかなかったことなどに ございます。このため、各校において、きめ細かな学習指導や体験学習を通じて基礎学力を身につけさせ、勉学への意欲と自己肯定感を 高めるとともに、スクールカウンセラーや養護教諭と学級担任との連携を強化するなどの取り組みを一層進めていく必要がございます。 都教育委員会は、こうした取り組みを進めまして、生徒の高校生活への適応を図り、中途退学の防止に努めてまいります。

© Taichi Sekiguchi.